キュポラ操業に於いて排出される熱を限りなく効率的に利用します。熱交換器によって500～600℃の熱風に還元し主に燃焼エアとして再利用します。溶解効率の上昇、コークス比の低減等など、コスト、CO2削減に於いても優れた効果が得られます。

• 溶解過程で発生した熱を還元し溶解に再利用し、その他蒸気、温水、発電等に余すところなく有効活用します。
• 熱風発生装置で従来450℃だった温度が600℃まで上昇できるようになったことで、コークス比15％削減が可能になりました。
• 熱交換器と排ガスクーラーを一体化し設備の省スペース化を実現しました。